第84回開校記念式典
卒業30周年記念事業「母校愛のリレー」


平成19年4月21日(土):長野県松本県ケ丘高等学校体育館
県陵『福の会』(高校第29回卒業生)

新任の青柳淳学校長、恩師、同窓会幹部の皆様の祝辞をたまわりました。恒例の記念品贈呈は図書などの充実に当てる募金などとともに、29回生が力を合わせて手作りした、中庭のウッドデッキ。これにかかわったみなさんの「肉体労働」をも贈呈するというユニークなものでした。

プロロ-グ
暗幕で暗くなった演壇に、スライドが上映されます。「創」の文字(29回/横田尚江さん書)が象徴的に映し出され、ウッドデッキを作る29回生たちの笑顔が続きます。応援の現役のみなさんや、前任の京田校長の姿も。

パネルディスカッション
3人の29回生とふたりの在校生がパネラー。自己紹介ののち、コーディネーターの岩下さんの進行でディスカッションが始まりました。縣陵っていう呼び方ってどうなのよ、三大精神って実際には役立った?といった話題から、人生のなかで縣陵出身である事がどんな意味をもっているのか、といったことまで、さまざまな話題が続きます。松本深志高校を意識した事があるか?といった点はこれまでになかった鋭い問いかけ!

初対面の方が縣陵だと分かったとたん、打ち解ける事ができる、広い世間では縣陵がどうした、なんてことは関係ない・・。パネラーにとっての縣陵も、人それぞれにそのあり方もちがいます。それでも、縣陵はだれにとっても暖かいふるさとのような存在としてあるのでは?という印象でした。

パネラーからは、命を大切にすること、女性は経済的にも精神的にも自立することが大事だといった熱い言葉も聞かれました。また現役のおふたりからもいま自分がしたいこと、しなければならないことなどが語られ、まだまだ言い足りない、という雰囲気もただようなか、第1章は終了しました。

合唱
29回生と現役のみなさんがともに歌うのは29回生にとって忘れられない「なごり雪」と、いまの若い人たちの永遠の歌になるであろう「この世にひとつだけの花」。バックには29回生の現役時代の画像が映し出され、杉山実行委員長の指揮、川上秀美さんの伴奏でしっとりと歌われました。
会場の在校生が曲に合わせて手をふる様子も見られました。
覇権の剣
近藤剛志さんが応援団として壇上にあがり、覇権の剣を全員で斉唱。時を超えて縣陵生が一つに。閉会の辞のあと、すべてを終えた29回のみなさんたちのほっとしたような笑顔が印象的でした。
ウッドデッキ
祝賀会までのわずかな時間は、ウッドデッキでの記念撮影。プレートの前に集まったり、恩師をかこんだり、思い思いに写真におさまる29回生のみなさんでした。
賀会
燦祥館での祝賀会には東京からの参加も加え100名が出席。恩師をはじめとする来賓のみなさんをお迎えし、物故者への黙祷をささげ、乾杯。30年の歳月がいっきになくなるひとときでした。クラスごとの先生へのインタビューは爆笑の渦。同期生の手作りの品が記念品として贈られました。




















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