第93回開校記念式典
卒業30周年(高校38回卒)記念事業:母校愛のリレー
平成278年4月23日(土) 母校体育館
開校記念式典
例年にくらべ、桜の時期が以上に早かったという春の松本。新緑があざやかになりつつあるあがたの森を抜けて、今年の愛のリレーを担当する38回卒業の皆さん40名ほどが集まりました。
永原経明学校長の式辞のあと、佐藤彦雄同窓会長の祝辞では、県陵三大精神を掲げた旧制松本第二中学の初代校長小松武平在先生の強さとやさしさを物語るエピソードが紹介されました。
図書費、設備整備費等の寄付が38の会より学校へ寄贈されました。

愛のリレー
38回卒・5人からのメッセージが在校生へ伝えられました。高校時代に何をすべきか。目標はどう持つべきか。一生続けられるほど好きなことに巡りあうには。かわいい、良い子を捨てて考える人になる、あきらめない、進学で大事なことなどなど。波瀾万丈の青春時代、外国暮らしでの体験談、ビジネス社会での学歴の重要性など、それぞれの講師の個性がストレートに伝わってきました。

三浦 徹士さん 「君たちへの、人生の小さなヒント」
「思いを強く持とう。強い思いが結果を生む。目標はあきらめても目的はあきらめない」
● 立教大学法学部法学科を経て、外資系商社ジャーディン・ワインズ・アンド・スピリッツ(株)入社。その後、外資系商社2社に勤務し、現在アサヒビール(株)勤務。ソムリエ、ウイスキーエキスパート等、酒類に関する資格を有し、その知識を活かし販売活動に従事。高校在学時は陸上部に所属し、100mで国体、インターハイ出場。

佐藤まゆみさん 「勇気と体力」
「かわいいくてやさしい良い子を捨ててタフに生きよう。自分の意見を持ち、考える大人になろう。」
●早稲田大学第一文学部卒、大学院、助手、非常勤講師を経て子育てに専念。現在は論文執筆・研究発表など復帰準備中。専門は鎌倉~室町の絵画史。高校時代は映画研究部、山崎貴さん監督8ミリ作品に端役で出演経験あり。

出田(旧姓:篠田)敏子さん「大人になって知ったこと」
「困難に立ち向かう強いオトナになろう。自分のお金でメシを食おう。」
● 中央大学卒業後、色々経て、現在税理士法人Withyou 代表社員。また、産業カウンセラー、AFP、キャリアデベロップメントアバイザー等の資格を持つ。税理士として活動するほかに、月2回若者サポートステーションでの就職支援カウンセラー、東洋大学部講師としても活動中。

丸山 恵美さん「『好き』をつづけること」
「好きなことに突き進む。好きなことを続けていると次の目標はむこうからやってくる。視野は広く、趣味は狭く」
● 高校卒業後、慶應義塾大学病院医学部付属厚生女子学院入学。
平成元年慶應義塾大学病院に看護師として入職。現在精神神経科看護師長。

丸山 晃さん「1つでも上のステージを求めて」
「回り道、道草を食ったとしても妥協はしない。大学選びは人生の上でとても重要。より上のレベルをめざす。」
● 硬式テニス部→音楽部、映画研究部。部活で創ったものを世に報じる面白さを知りマスコミ志望に。アメリカ、ミズーリ州リンデンウッド大学社会学部卒業。局アナを目指すもバブル絶頂期もあり大手不動産会社海外事業部に就職。マスコミの夢捨てきれず25歳で広告代理店国際部、27歳で産経新聞社に転職し20年。6月開催の第49回縣陵東京同窓会実行委員長。

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第92回 開校記念式典

永原経明学校長


佐藤彦雄同窓会長


山崎 浩明 38回卒学年代表代理


図書費・施設整備費贈呈